2ー(2)自動運転システムの実用化は未知のレベルなのか?


別サイトからの再編集記事・第2弾です。

Googleの自動運転カーはコストの垂れ流し

 

テスラ・モーターズも、Googleの自動運転カーも、事業としてこれからどうなるのかはわかりません。

ビジネスとして成功するのか?

はたまた、アメリカの法律が世界を席巻している多国籍企業に合わせていくのかは、誰にもわかりませんからね。

今回のテスラ・モーターズの「死亡事故」で、自動運転に対して、自動運転に懸念がでるのは仕方がないことです。(ちなみに、テスラのイーロン・マスクは、ロケット事業スペースXにも挑戦しています。今回、どうやらロケットは爆発したようですが)

それよりも、せっかく自動運転カーを購入したひとが、訴訟大国アメリカで事故に遭遇するのなら供給する側も手を引くはずです。

もともと、車のメーカーが考えだしたイノベーションでもないですし、コンピューター屋が「横はいり」してきていますからね。

そこに遅れて、車のメーカーが「背乗り」しているのは否めません。

これが逆であったらメーカーも、ある程度の範囲で協力しやすい技術は提供できるでしょう。

ですが、現在はそれが「逆転」している以上、コンピューター屋の方が立場としては強いです。

今をときめく、多国籍企業Googleですから、株主も自動車メーカーにもなにも言えないはずです。

過激な資本主義の時代なのに、Google(アルファベット)は、株主よりも強い権限をもっていますから、ここも複雑なところです。

他の多国籍企業と違い、Google(アルファベット)だけは、株主に発言権がない特別な企業なんですから……。

どちらにしても、日本の有識者会議のように、現場経験のないセンスの欠片もないひとが考えた事案と同じく、リアルな車の運転とはかけ離れすぎているところがでてきます。

リアルな社会の理想と現実が違うことと同じことです。

 

未来の車って

 

ここまで、自動運転カーのことばかりを取り上げてきました。

正直言って、自動運転カーの未来はわかりません。

トヨタのような車の多国籍企業が、本気をだしてくるのか?

はては、テスラや Googleのような自動運転にチャレンジする、コンピューターソフトのメーカーが本領を発揮できるのかは実は本当に誰にもわかっていません。

古いよりも、新しいモノ好きの私は自動運転カーはおもしろそうなツールだとは思っていますし、ほんとうにリアルな領域まで進めば、イノベーションとしての無限の可能性としてはおもしろいと思います。

しかし、あまりにも人間の雇用が奪われていくのであれば、仕事も生活もロボットに支配されるだけですから、逆に怖い面も想像していかないといけません。

それでも、いま自動運転を推しているひともいれば、まったくそうでないひともいます。

いままで聞いてきた限りでは、若い層から高い年齢層まで相対的に意見がわかれています。

当然といえば当然ですが……。

問題は、5年後に自動運転カー、人工知能がいったいどこまで発達しているかの疑問が残ります。

わたしが思うには、人工知能はある程度の領域まで実現できる感じています。

それは、いまできない技術が、未来にできていることが望ましいことだからと感じているからです。

キレイ事かもしれないですが、社会的弱者で困っているひとを助ける技術が、ほんとうは先行してほしいのですが、現実は多国籍企業の稼ぎの源泉ばかりが取り上げられている状態です。

まぁ、どちらにしても多国籍企業も儲からなければ、あきらかに「コスト高」のロボットを量産できないですから、これは仕方がないことかもしれません。

そこで、リアルに体の不自由なひとたちのことを考えて実用化までもっていけるのか?

たった、それだけのことなんですよね。

いまの資本主義の世界が、強烈すぎてこれらのイノベーションを実用化することは難しいことかもしれませんね。

たいてい、先進国のひとたちが考えることはろくなことを考えてませんから。

これからは、国よりも、多国籍企業に稼ぎを搾取される側のひとが多くなるのは確実と言っても過言ではないでしょう。

いまの途上国のひとたちを見ていれば、誰でもわかることですけど、逆に自動運転カーなり、人工知能がいらない、もしくは知らないひとたちがいるのも事実です。

たとえば、途上国の村に棲んでいて、自給自足の生活をしているひとたちはまだたくさん存在しています。

わたしたち日本人は、もう金銭を稼がなければ生活できない環境と化していますが、まだまだ世界は広い。

そこで、わざと辺鄙な外国の山奥に移住するひともいます。

辺鄙な山奥に棲んでいるひとであれば、それこそ車もいらないですし、高齢化になっても家族や地域の密接なコミュニティ群にお世話をしてもらえますから。

いまのわたしたち日本人は、「核家族化」が進んでいます。これは、もう避けることができない現実でもあります。

田舎に棲んでいても、少子高齢化社会では、若者は都会にでて行きたいとは思わないでしょう。

わたしたち日本人は、変に中途半端な資本主義の渦のなかで生きているので、生活のシステムを急激に変えることができなくなっています。

案外知らないひともいるでしょうが、田舎になればなるほど、車がなければ買い物にもいけません。とても不便です。

それに歳を取るほど、自然と足が悪くなるんですから、車や公共の乗り物が絶対に必要になってきます。

ニューヨークや東京のような、大都市では死ぬまで車はいらないかもしれないですが、ここで自動運転カーイノベーションを起こせば、私たちの生活はしやすくなるでしょう。

ただ、ロボットが人間に勝ちすぎても道徳上、とてつもなくバランスが悪くなっていきます。

ビル・ゲイツも、スティーブン・キング博士も、ロボット化の「悪用」に関しては警鐘を鳴らしていますが、ロボットが人間より「価値」を持つと戦争の道具に「悪用される」でしょうからね。

考えただけでも、恐ろしいことですが……。

「君、人間がロボットに負けるわけがない」と冗談で言えれば問題ないのですが、そう簡単になりそうでもなさそうだと思いませんか?

人間の愚かな面が、リアルな現実になるのは否定できません。

仕事に対して文句の言う人間より、ロボットに投資する方が効率的なのは間違いありません。

当然、あなたがオーナーだったら、ロボットを選ぶはずです。

だって、わたしも文句の言わない、自動運転カーなり、ロボットを選ぶでしょうから……。

 

テスラカーより Googleの自動運転カー

 

とは言っても、テスラの車も、州の寄せ集めの広大なアメリカの道路を現実的に走れていない状況です。

まだ、自動運転カーを認めてくれてない州も、当然のごとくありますよ。ここが自動運転カーが難しいと言われているところです。

特定の州なり、高速道路を走れるだけで、まだ未知の領域です。

Google も行動で事故を起こしたりしています。

Google社の広い構内は走ることはできるかもしれないですが、それが一般公道だと、現段階ではまだ「危険レベル」でしょう。

これに刺激を受けて、日本の車メーカーも、新しい技術に挑戦していますが、クリアできるのか否か。

日本の自動運転カーの技術も、いまはまだ過剰宣伝の段階です。

いくら日本の技術が優れていても、日本で自動運転カーが現実的に走れるのは、欧米よりもかなりあとになります。

日本人の考えだした素晴らしい技術は、なんでも他国から文句を言われパクラれるポジションにあります。

それになんなんでしょうか、アマゾンが力をいれている、ドローンは先にアメリカで実用化しないで、広すぎる中国で実験するとまで言われています。

中国なんて、まだ自給自足の民族のひとたちも、たくさんいる国なんですが、まずは中国で実験しようと言うアメリカ人得意の目論みなんでしょう。

いままで、Googleはわたしたちに世界的な地図を提供してくれました。

Googleマップのおかげで、日本の車のカーナビが廃れていっています。

わたしたちが一番、必要としていた、学習機能付きのナビゲーションが、車をはじめスマートフォンとして現実のモノになったのですから、この技術はGoogleの戦略がドンピシャで当たったと言うことになります。

だけど、ここからが問題なのは言うまでもありません。

はじめから、Google は自動運転に参入するためにこの グーグル・マップのことを考えていたのはわからないです。

たまたま、普及した可能性だってあります。

この グーグル・マップは、地味なツールですけど、いまやパソコン・スマートフォンになくてはならない機能でもあります。

技術としては、後出しですけど、やはりテスラよりも、Googleの資金力、ビジネスモデルが優れているのは言うまでもありませんね。

単に、テスラ・モーターズは、自動運転の技術を道なかばに、中途半端にだしているとしか言えません。

イーロン・マスクCEOは、チャレンジ精神豊富で、投資家には魅力的かもしれませんが、評価がしにくいベンチャー企業でもあります。

最近では、ソーラーパネルにも挑戦していますから、起業家としてはおもしろい。

だけど、テスラ・モーターズの車は高級すぎて、現実的ではないでしょうから、やっぱりグーグルカーはわたしたち庶民が購入できる手ごろな車両価格にしてほしいですよね。

Googleの自動運転カーが出ても、わたしたちの手の届く範囲の価格帯になるのかと言えば、まったく別の話しになるでしょうけどね。

 

Googleの性格はあっさり
 

実は、マイクロソフトでも、アップルでも結構、大きな失敗はしています。

マイクロソフトもすぐに株式市場に上場できたわけでもないです。軽く10年以上はかかりました。

アップルだって、長く低迷していた時期があったのですし、スティーブ・ジョブスも低迷していた時代があったから、みずからスカウトしてきた、ジョン・スカリーと株主に追いだされんです。

スティーブ・ジョブズのその性格に問題があっても、会社が低迷していなければ、アップル社を放り出されることはなかったでしょう。

Google自身もいままで失敗していないこともないですし、マイクロソフトやアップルよりも単に地味に失敗しているだけのことでしょうが。

いままでだって、Googleはいろいろ変化してるじゃないですか。

すぐに違うアプリになったりしていると感じることはありませんか。

なので、隠れた失敗はしていますよ。ただ、地味なだけでです。

アメリカ企業のいいところは、大きな失敗がキャリア・アップに繋がることです。

日本では、まず考えれませんね。

日本の企業で失敗したら、間違いなく「リストラ」されるか、左遷されます。

日本では死を意味しますよ。早く日本企業も寛容になってほしいですね。本当にたまりませんよ。

ここまでの話しをかみ砕いて言うと、Google は「飽き性」だと、わたしは思っています。

どちらかと言えば、Googleは失敗を悔やむ体質ではないです。

たんに飽きるのが、撤退が早い企業なだけでしょう。

そんな気がします。ただ、いまは自動運転に関して言えば、抜きにでているのは、Googleやテスラなだけであって、いまはこの2社しか目立たないだけのことです。

マイクロソフトも、自社開発しないだけで、これから中国か韓国の企業に委託して、自動運転市場に登場してくるでしょう。

そして、アップルカーもでてきます。(このあと、アップルはソフトウェアに注力してます)

高い技術を誇る日本の純粋な車のメーカーがでてくればいいのですが、現実はそうでもないですね。

ぜんぶ、アメリカの多国籍企業、IT企業だけですね。

責任転換の問題で、それこそ純粋な車のメーカーはでてこない感じがします。

まず、純粋な車メーカーは、自動運転に関して重大なリスクがあるのを知っているからでしょう。

そんなこと誰でもわかることですけど、だからこそ手をださない。

ほんとうのリスクを知っているからこそ、ハードを作るトヨタなどはいまのところ特別、手をだしてはいないんですよ。

ただ、車メーカーが、IT企業の後追いになれば、いままでの自動車メーカーとしての安定したポジションは維持できません。

IT企業に、なにもかも喰われてしまうからだとも言えます。

いままでの常識を覆さると、困るのは車のメーカーです。

トヨタでも、アメリカのITの多国籍企業に技術などを吸い込まれたら、敵わないですよ。

間違いなく、世界のトヨタの立ち位置も一瞬にして変貌します。

ただし、Googleが自動運転カーに、飽きたら終わりです。

 

自動運転カーは振り出しに戻る可能性「大」

 

IT企業は、いままでの歴史をさかのぼっても、ダメなら素早く撤退する習性を持ちあわせています。

日本企業には、そういった考えはあまり見られませんが、欧米の多国籍企業は特に「ダメなら撤退」が普通です。

最近では、中国から日本の企業が撤退しています。

日本企業はかなり気づくのが遅いですが、やはり急減速している中国では、人件費の高騰、反日問題などもあり結果、収益が上がらなくなっているからです。

それでも、まだ日本の人件費とは比べものにはならないです。日本企業にとっては潮時になってきています。

グローバル経済が、世界的に減速している原因もありますし、日本企業は世界に進出すれば「普通」の企業だったことが考えられます。

時代的に、これは仕方がないことですし、グローバル経済そのモノが怪しい雲行きになってきたからです。

世界に誇ることが自動車メーカーには関係ないだろうと思うひともいるかもしれませんが、日本の自動車産業も外資に買収されています。

だから、自動運転カーの未来もどうなるかなんてわかるわけがありません。

とりあえず、いまはGoogleの自動運転カーが台頭しているだけで早くても、5〜10年後にどこかの国で実用化になればいいと言うレベルです。

ここで重要なのは、Googleが手を引けば、また自動運転カーが振りだしに戻ると言うことだけです。

Googleが引けば、当然あとは、テスラしか残らないんですから。

あとは、テレビコマーシャルでしているほどの効果はないでしょう。

よくても、自動ブレーキ・システムの技術が精いっぱいであって、Googleが自動運転カーから撤退すれば、逆に車のメーカーがホッとするだけです。

「自分たちは生き残った」と思うくらいのたいしたことのない話しで終わるでしょう。

だけど、自動運転カーは、無限の可能性は秘めてます。

日本の車のメーカーだと、先に結果を求めるので、リスクが大きければ、手もださないのなんてわかりきってます。

どんなタイプの企業でも、日本企業に頑張ってほしいですが、流動性を嫌う体質が、もともと日本企業にはあるので実際、難しいでしょうね。

じゃあ、テスラ・モーターズしか残らないではないか? と言うことになってくるんですよね。

 

ダメならテスラも撤退だ

 

どのみち、Googleが自動運転カーから引いたら、テスラしか残らないのであれば、それこそテスラ・モーターズの、一強独裁かもとなんて思うひともいるでしょうが、簡単に独占できるほど車市場は容易な市場ではありません。

なんでもそうですけどね。

時代が変われば、独裁も特許もなにもかも、価値なんて目減りして、値うちなんて消滅してしまいます。

ひとの価値観も変わるでしょうし、これ以上、世界の富裕層が富を独占するのであれば、高額車なんて誰も購入しなくなります。

日本は、これから少子高齢化が、わたしたちが思っているほど以上に進行するので、自然と車が売れなくなります。

車両価格も高くなっているし、グローバル経済が減速している以上、日本人はこのままだと、軽自動車しか買わなくなるんじゃないですか。

軽自動車しか購入する気がない日本の消費者に対して、さらさらテスラ社も日本に残る気にならないでしょう。

 

自動運転カーの結末は

 

なんでもそうですけど、いつの時代もニッチな市場は残っているものです。

これから、本格的に世界を俯瞰して見ると、必ず人口爆発が起きるでしょう。

日本は、人口が減って棲みやすくはなりますが、現在の労働産業はいま以上に少なくなります。

いまほど、サービス産業を選択するひとが多い時代もないでしょう。

それにも増して、労働系の賃金も安価になるのは避けられません。

残念なのが、人手不足なのに賃金が上がらない状態ですから、結婚どころか、若者たちはそれこそ車も買えません。

途上国も、成長はしやすい環境、外国からの投資が流れこんでいますが、これから格差がどの国でも確実に開いていきます。

ハッキリ言って、自動運転カーを購入できるひとが限られていくでしょう。

だけど、庶民の給料は上がらないし、インドを筆頭に「人口爆発」する国では、いまでもヒドイ渋滞が解消されないでしょう。

仮に、自動運転カーが普及しても、根本的な渋滞が解消できないのであれば、もう「自動運転」のビジネスモデルは振りだしに戻ることになる。

あくまで、自動運転技術も、自動ブレーキと同じでオプション的な技術にとどまります。

実用化できれば、人間の仕事も楽になります。その反面、人間の仕事も奪われてしまいます。

これから、自動運転カーの道のりは、まさに「イバラの道」です。

わたしたち人間も、なにも変わっていないんですから……。

ひとの根本は、野生の動物と同じで愚かなものです。

人間がたいして変わらないのに、車と言う道具だけ変えてもどうしようないですからね。

 

201511140302 R

仮に、自動運転カーが普及しても、根本的な渋滞が解消できないのであれば、もう「自動運転」のビジネスモデルは振りだしに戻ることになる。あくまで、自動運転技術も、自動ブレーキと同じでオプション的な技術にとどまります。実用化できれば、人間の仕事も楽になります。その反面、人間の仕事も奪われてしまいます。これから、自動運転カーの道のりは、まさに「イバラの道」です。

 

2ー①へ戻ります【 self driving cars 】