2017年もグローバル経済は混乱する


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グローバル経済を支える国がない

2015年まで、中国経済は、そこそこ世界からの投資を呼びこむことに成功していた。

だが、もうすでに、2015年後半からは先行きが不透明になっています。

問題は、中国が駄目なら、次に成長する国を探せばいいだけの話しです。

だけど、それが明確に言える投資家も、国もない状態だと言える。

いままで中国は、環境破壊、人権侵害、なんでもありの国家で、人口も世界で一番多かったから、世界から投資も呼びこめただけの「出来事」だっただけです。

もちろん、ワイロも通用していた国だったから、順調に「成長」できていた。ものすごく答えは簡単。

日本も他人ごとではない

2017年にもなると、これから中国国内が混乱していきます。

そして中国国民が、中国共産党に対して、怒りをぶつけて狂いだすのはすでに目に見えています。

この混乱が、世界を巻きこまないとは言い切れないので、中国に依存している国もパニックにおちいります。

そして、ここで重大な問題があるのが、わたしたちが住んでいる日本。

また反日と称して、日本をダシに使って攻め立ててくることでしょう。

まだ中国は、経済状況を「ごまかすこと」ができているので、まだ世界は大混乱していないだけのことです。

すでに、中国から撤退している日本の企業もあると言うことは、ワイロさえも通用しなくなっている証です。

中国の人件費も高騰しているので、ビジネスの採算が取れなくなった企業は、ベトナム、ミャンマーなどの国に製造業は場所を変えていっています。

もう誰も中国とは関わりたくないので、ビジネスの現場もその段階にまで移行しています。

いくら人口が世界で一番であっても、中国の内需だけで経済を回して行くには限界があります。

これだけグローバル化した社会では、まさしくグローバル経済の「成長の限界」が見えてきたと言っても過言ではない時代になった。

逆に言えば、それだけ世界経済の先行きは読めなくなって、暗雲が立ちこめていると言うことです。

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グローバル経済の曲がり角

世界中で埋められない、とてつもない格差が開いてしまって、もうどうしようもない世界情勢だと言えます。

いくら働いても報われない時代になったのは、日本人もようやく気づいてきたようです。

これに加えて、自動運転、人工知能、ロボット化、VRなどの人間の雇用を奪っていくツールが発達してくれば、わたしたち人間の仕事はますます減少します。

給料も上がらない、ベースアップも見込めない、非正規雇用の仕事しかない時代がこれからより鮮明になっていきます。

しかも、ワーキングプアやら「同一同賃金」などのワケの分からないことばも、エスカレートして普通に流行してくることでしょう。

ただ、これらの現象は仕方のないことであるので、たくさんの「富を持たない」わたしたちには、どうしようもない話しなんです。

ベネズエラのように、インフレになって高い石鹸が買えても、食べ物が買えなくては生きていけないこともある。ここで弱者の庶民がどうのこうのわめいてもしょうがないことは、わたしたちが生きてる社会では、そう簡単に割りきれないことはいつの時代だってあります。

日本人も危機感を持つこと

いままでの日本は、「終身雇用」が当たり前で、リーマンショックまでは個人商店レベルの商売人まで、そこそこ稼げていました。

ただバブル崩壊後、給料が大幅に上がらない状態で軽く、20年を経過したので働いている側はそこまで実感が湧かなかったとはおもいます。

たとえると、雇用主がそれなりに会社の資金が回せていたからだと言えます。

だけど、いまでは給料も払うのが難しい会社が山ほど存在します。どちらかと言えば、給料さえも払うのがしんどい会社が多いと言うことです。

日本の労働市場に流動性がないのが、そもそもの原因ではあるし、規制をかけ過ぎている国のお偉いさんたちにも問題が大ありです。

これだけ世界経済が変貌しているのに、一番弱い労働者たちを大昔の日本の経済環境と同じ感覚で、規制を強くかけているのにはほとほと呆れてしまいます。センスがないと言うこと……。

リーマンショックで、日本の終身雇用制も、一生安泰も、すでに終焉しているのも気づいていないひとが多すぎます。ほんとうに、「平和ボケ」と言われても仕方ないひとが、いまでも日本人には多すぎるのは事実です。

ハッキリ言って、会社なんて大きくても小さくても、いつでも潰れる可能性はあるんですから、そこのところを勘違いして働いているひとがいまだにいるのは不思議で仕方ないなと、わたしは感じている。

わたしが見ているかぎり、日本の若いひとは頑張っているのに、50代のひとは意外とクチだけ達者になってまだ年功序列で生きているんだから、見ていてこのひとはなに考えているんだかと感じてしまいます。

この50代のひとたちの勘違いの根源は、世界は労働市場から、サービス市場に変化しているのを認めたくないひとが多いんだと言うことです。

シャープ、東芝のいまの現状を見ていれば、日本の「モノづくり」は、アメリカと一緒でもう終わったんだと気づかないと、シャレにならない状態なんだけど、まだ気づいていないひとが多いひとがいるのはほんとうに困ったものです。

どのみち途上国は、今後10年くらいは成長していくでしょう。

だけど、日本はこれとは逆で、「閉塞感」が漂う国に変わっていく可能性が高いと言えます。

常に危機感を持っているひとが、どんな時代になっても生き残っていける時代に変わるのは間違いない事実です。

とにもかくにも、2017年も世界の多国籍企業は、中国ほどの「成長国家」は見つけられないとはおもっていた方がいい。

世界のグローバル化は、もうすでに中国経済の成長とともに終わったと言うことだから……。

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